2008年2月3日日曜日

「デイ・ウォッチ」ロードショー公開

前作「ナイト・ウォッチ」を遥かに凌ぐVFXで、斬新且つスタイリッシュに描いた衝撃のダークファンタジー第2章「デイ・ウォッチ」が、2月16日(土)より、お台場シネマメディアージュほかにて全国ロードショー公開される。

デイ・ウォッチ
 監督・脚本:ティムール・ベクマンベトフ
 原作:セルゲイ・ルキヤネンコ
 脚本:セルゲイ・ルキヤネンコ / アレキサンドル・タラル
 撮影:セルゲイ・トロフィモフ
 美術:ワレーリー・ヴィクトロフ
 音楽:ユーリ・ポテイェンコ
 出演:コンスタンチン・ハベンスキー / マリア・ポロシナ / ウラジミール・メニショフ / ガリーナ・チューニナ / ヴィクトル・ヴェルズビツキー / ジャンナ・フリスケ
 2006年 / ロシア / 132分 / 配給:20世紀フォックス

その昔、永らく対立を続けてきた“光”と“闇”の勢力は、破滅の危機に瀕し休戦協定を結んだ。特殊な能力を持つ“異種”と呼ばれる種族は、それぞれ“光” と“闇”に別れお互いを監視し合う事で何世紀にも渡って均衡を保ってきた。そして舞台は現代。青年アントンは、“闇”の勢力を監視する“ナイト・ウォッチ”のメンバーとして活動していた。協定を侵そうとした“闇”の勢力を追う中で彼はある女性と少年を救う。その2人こそ“光”と“闇”の均衡を崩すといわれる伝説の“異種”だったのだ――。そんな中、アントンは策略により“闇の異種”殺しの嫌疑をかけられ、“闇”の勢力から追われることに。自身のために均衡が崩れつつあると感じた彼は事態解決のため、古来より伝わる運命を変えることが出来るという、伝説の“運命のチョーク”の行方を追うのだが……

 ・→ 詳しくは、「デイ・ウォッチ」公式サイトへ

2008年2月2日土曜日

カレン・シャフナザーロフ監督作品「蒼ざめた馬」公開

カレン・シャフナザーロフ監督作品「蒼ざめた馬」公開 "ロシア文化フェスティバル2006 IN JAPAN"では「死という名の騎士」との題名で上映されたカレン・シャフナザーロフ監督作品「蒼ざめた馬」が、2月9日(土)よりユーロスペースにて公開される。 蒼ざめた馬(原題:Всадник по имени смерть) 監督:カレン・シャフナザーロフ 原作:ロープシン(ボリス・サヴィンコフ) 脚本:アレクサンドル・ボロジャンスキー / カレン・シャフナザーロフ 撮影:ウラジーミル・クリモフ 美術:リュドミラ・クサコーワ 音楽:アナトリー・クロル 出演:アンドレイ・パーニン/クセニヤ・ラポポルト / ドミトリー・デュージェフ / アルチョム・セマーキン / ロスチスラフ・ベルシャウエル / アナスタシヤ・マケーエワ / ワレーリー・ストロージク / ワシーリー・ゾートフ 2004年モスフィルム製作 / 104分 / カラー / 配給:パンドラ 「ジャズメン」(1983)の鬼才として日本でも知られ、モスフィルム所長であり現代ロシア映画を代表する監督のひとりカレン・シャフナザーロフが、報われぬ愛と死を覚悟したテロルを描く重厚作。 20世紀初頭のロシア。大公セルゲイの暗殺を目論む男たちがモスクワに結集していた。リーダーのジョージは彼に傾倒する学生ゲンリッヒを仲間に引き入れ、彼を愛する女エレナに爆弾製造を依頼する。そして決行の日……  ・→ 詳しくは、パンドラのサイトへ 原作のロープシンは、帝政ロシア末期の革命家でテロリストにして作家。本名は、ボリス・サヴィンコフ。1879年貴族の子としてウクライに生まれた。1903年、社会革命党に入党し、戦闘組織メンバーとしてモスクワ総督プレーヴェ、セルゲイ大公の暗殺を指揮。後に逮捕され死刑を宣告されたが逃亡して亡命し、第1次大戦では仏軍に志願した。1917年の2月革命後、臨時政府の国防次官となり、10月革命後は反ソ活動の急先鋒として白衛軍を結成した。1924年にロシアに潜入し国境で逮捕、獄中で自殺したと言われている。1909年に発表された自伝的小説「蒼ざめた馬」は、テロリストの空虚な内面を描いてセンセーションを巻き起こした。   未知谷「蒼ざめた馬 漆黒の馬」 晶文社オンデマンド選書「蒼ざめた馬」 岩波現代文庫「蒼ざめた馬」 ●ユーロスペース タイムテーブル  *2月9日(土)~11日(月)、16日(土)、17日(日)の11:00より1回上映  詳しい上映日程については、ユーロスペース(03-3461-0211)へ