2008年2月2日土曜日

カレン・シャフナザーロフ監督作品「蒼ざめた馬」公開

カレン・シャフナザーロフ監督作品「蒼ざめた馬」公開 "ロシア文化フェスティバル2006 IN JAPAN"では「死という名の騎士」との題名で上映されたカレン・シャフナザーロフ監督作品「蒼ざめた馬」が、2月9日(土)よりユーロスペースにて公開される。 蒼ざめた馬(原題:Всадник по имени смерть) 監督:カレン・シャフナザーロフ 原作:ロープシン(ボリス・サヴィンコフ) 脚本:アレクサンドル・ボロジャンスキー / カレン・シャフナザーロフ 撮影:ウラジーミル・クリモフ 美術:リュドミラ・クサコーワ 音楽:アナトリー・クロル 出演:アンドレイ・パーニン/クセニヤ・ラポポルト / ドミトリー・デュージェフ / アルチョム・セマーキン / ロスチスラフ・ベルシャウエル / アナスタシヤ・マケーエワ / ワレーリー・ストロージク / ワシーリー・ゾートフ 2004年モスフィルム製作 / 104分 / カラー / 配給:パンドラ 「ジャズメン」(1983)の鬼才として日本でも知られ、モスフィルム所長であり現代ロシア映画を代表する監督のひとりカレン・シャフナザーロフが、報われぬ愛と死を覚悟したテロルを描く重厚作。 20世紀初頭のロシア。大公セルゲイの暗殺を目論む男たちがモスクワに結集していた。リーダーのジョージは彼に傾倒する学生ゲンリッヒを仲間に引き入れ、彼を愛する女エレナに爆弾製造を依頼する。そして決行の日……  ・→ 詳しくは、パンドラのサイトへ 原作のロープシンは、帝政ロシア末期の革命家でテロリストにして作家。本名は、ボリス・サヴィンコフ。1879年貴族の子としてウクライに生まれた。1903年、社会革命党に入党し、戦闘組織メンバーとしてモスクワ総督プレーヴェ、セルゲイ大公の暗殺を指揮。後に逮捕され死刑を宣告されたが逃亡して亡命し、第1次大戦では仏軍に志願した。1917年の2月革命後、臨時政府の国防次官となり、10月革命後は反ソ活動の急先鋒として白衛軍を結成した。1924年にロシアに潜入し国境で逮捕、獄中で自殺したと言われている。1909年に発表された自伝的小説「蒼ざめた馬」は、テロリストの空虚な内面を描いてセンセーションを巻き起こした。   未知谷「蒼ざめた馬 漆黒の馬」 晶文社オンデマンド選書「蒼ざめた馬」 岩波現代文庫「蒼ざめた馬」 ●ユーロスペース タイムテーブル  *2月9日(土)~11日(月)、16日(土)、17日(日)の11:00より1回上映  詳しい上映日程については、ユーロスペース(03-3461-0211)へ

2008年1月30日水曜日

「牡牛座 レーニンの肖像」公開

アレクサンドル・ソクーロフ監督作品「牡牛座 レーニンの肖像」が、2月2日(土)よりユーロスペースで公開される。 牡牛座 レーニンの肖像 晩年のレーニンを一人の人間として描く、 「モレク神」に次ぐ歴史4部作の第2弾 2001年カンヌ国際映画祭公式出品作品 監督・撮影:アレクサンドル・ソクーロフ 脚本:ユーリー・アラボフ 美術:ナターリヤ・コチェルギーナ 作曲:アンドレイ・シグレ(ラフマニノフの主題による幻想曲) 出演:レオニード・モズゴヴォイ / マリーヤ・クズネツォーヴァ / ナターリヤ・ニクレンコ / レフ・エリセーエフ / セルゲイ・ラジューク 2001年 / ロシア+日本 / 94分 / カラー / 35mm / スタンダード 配給:パンドラ  ・→ 詳しくは、http://www.laputa-jp.com/taurus/ へ ●ユーロスペース タイムテーブル 上映時間:11:00/13:30/16:00/18:30(→20:30)  *2月9日(土)~11日(月)、16日(土)、17日(日)の11:00の回は『蒼ざめた馬』を上映。  *2月16日(土)~22日(金)の18:30の回は『痛ましき無関心』を上映予定。  詳しい上映期間については、ユーロスペース(03-3461-0211)へ

2008年1月26日土曜日

「ミッション・イン・モスクワ」レイトショー公開!

「バイオソルジャー」に引き続き、近年、目まぐるしいほどの進化を遂げているロシア製アクション映画が、2月2日(土)から2月8日(金)まで池袋・テアトルダイヤにて1週間限定レイトショー公開される。 ミッション・イン・モスクワ(原題:OBRATNYY OTSCHET)  監督:ワディム・シメリェフ  脚本:デニス・カリシェフ  出演:アンドレイ・メルズリキン / マクシム・スハノフ / レオニド・ヤルモルニク / オクサナ・アキンシナ  2006年 / カラー / 105分 / 配給:クロックワークス  モスクワでちょうど48時間後に爆発が起こるという言葉を遺して、テロ組織を追っていた捜査官が殺された。特殊作戦部隊が総動員でこの調査に乗りだしたものの、唯一の希望は最近結成されたばかりの5人のテロ対策スペシャルチームのみ。はたして彼らは《48時間後》という情報だけを手がかりに、神出鬼没な爆弾テロ犯を捕らえ、爆弾が仕掛けられた場所を突きとめることができるのか……  ・→ 詳しくは、クロックワークスのサイトへ ●テアトルダイヤ タイムテーブル  20:30(~22:20終)  一般\1,800/大・高生\1,500/シニア\1,000  東京都豊島区東池袋1-21-4 池袋ホテルテアトル地下1階  電話:03-3983-9793  ・→ http://www.cinemabox.com/schedule/dia/index.shtml

2008年1月22日火曜日

「バイオソルジャー」レイトショー公開!

数々の挌闘家を輩出し、「サンボ」という独自の格闘技を生み出した“北の挌闘王国”ロシアで誕生したまったく新しいジャンルのアクション映画が1月26日(土)から2月1日(金)まで池袋・テアトルダイヤにて1週間限定レイトショー公開される。 バイオソルジャー(原題:PARAGRAF 78)  監督:ミハイル・フレバロードフ  原作:イワン・オフロビスティン  出演:ユーリ・クッシェンコ / ウラジーミル・ウドヴィチェンコフ / アナスタシヤ・スラネフスカヤ / グリゴーリ・シヤトヴィンダ  2007年 / カラー / 130分 / 配給:クロックワークス  雪深い山間に作られた実験施設で発生した事故の調査のために召集を受けた、グッドウィン隊長率いる特殊部隊。今回集められた隊員は5年前に隊長のやり方が気に入らず、退役したスキフ、リサ、フェスティバル、リューバ、パイ、スパムの6人だった。再び集められた政府の意図が分からず、彼らは戸惑いながらも施設に赴く。しかし、そこで出会ったのは《生物兵器》と化した研究者たちだった!はたして彼らは、訓練によって習得した《コマンド・ガン・サンボ》を駆使して生き残れるか!?  ・→ 詳しくは、クロックワークスのサイトへ ●テアトルダイヤ タイムテーブル  20:30(~22:45終)  一般\1,800/大・高生\1,500/シニア\1,000  東京都豊島区東池袋1-21-4 池袋ホテルテアトル地下1階  電話:03-3983-9793  ・→ http://www.cinemabox.com/schedule/dia/index.shtml

2008年1月20日日曜日

冬のカルトSFまつり「不思議惑星キン・ザ・ザ」

1月26日から2月1日まで早稲田松竹にて「不思議惑星キン・ザ・ザ」が上映される。

●冬のカルトSFまつり


不思議惑星キン・ザ・ザ

 11:00 /16:20
 1986年モスフィルム製作 / 監督:ゲオルギー・ダネリヤ
 出演:スタニスラフ・リュブシン / エヴゲーニー・レオノフ  ソ連からマッチが貴重品とされる砂漠の星にワープしてしまった2人の男が、異星人の野望に巻き込まれながらも地球への帰還を模索する。奇声を発する宇宙人と人間たちのやりとりを、ユニークな造形のメカなどを盛り込んで描くカルトSFの傑作。(135分)


未来世紀ブラジル
 13:35 /18:55
 1985年 イギリス・アメリカ / 監督:テリー・ギリアム
 出演:ジョナサン・プライス / キム・グライスト / ロバート・デ・ニーロ
 モンティ・パイソン出身のテリー・ギリアム監督による、管理社会を痛烈に皮肉った壮大なブラックなユーモアと悪夢のような未来社会SF。コンピュータが国民を管理する仮想国で、コンピュータの故障からトラブルが巻き起こる…… (143分)



 ・→ 詳しくは、早稲田松竹のサイトへ

2007年12月23日日曜日

ドキュメンタリー映画「暗殺・リトビネンコ事件(ケース)」公開!

 2006年にロンドンで起きた、ロシア人元中佐・リトビネンコ氏殺害事件を追ったドキュメンタリー映画「暗殺・リトビネンコ事件(ケース)」が、12月22日より、渋谷・ユーロスペースで単館上映中。  映画は、リトビネンコ氏を生前から約5年間にわたりインタビューし、死の直前まで病床に寄り添ったアンドレイ・ネクラーソフ監督による生前のインタビュー映像をはじめ、同じく暗殺されたとされる女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤ女史の生前インタビュー、プーチン大統領と決裂しリトビネンコ氏を支援した政商ボリス・ベレゾフスキー氏をはじめとする関係者の証言などで構成されている。膨大なニュース映像や死後、残された家族の姿など、リトビネンコ氏と親交のあった監督ならではの希少な映像で、事件の真相を追う… 暗殺・リトビネンコ事件(ケース) 監督:アンドレイ・ネクラーソフ プロデューサー:オルガ・コンスカヤ/撮影:マルチン・ヴィンターバウアー、セルゲイ・ツィハノビッチ/音楽:イリーナ・ボグシェフスカヤ/録音:マチアウス・シュワブ/デジタル・カラリスト:フィリップ・グロースマン 字幕:太田直子/字幕監修:田原総一朗 配給:スローラーナー 劇場:ユーロスペース2 上映時間  2007/12/22 → 2008/01/18   11:40 /14:00 /16:20 /18:40  2008/01/19 → 2008/01/25   11:40 /14:00 /16:20 【入場料金】 一般1700円/大学・専門学校生1400円/会員・シニア1200円/高校生800円/中学生500円 詳しくは、暗殺・リトビネンコ事件(ケース)公式サイト(http://litvinenko-case.com/)へ

2007年11月24日土曜日

ソクーロフ20世紀3部作一挙上映

11月24日から12月7日まで大阪のシネ・ヌーヴォにて、「モレク神」、「牡牛座」、「太陽」のソクーロフ20世紀3部作が一挙上映される。 この3部作は、鬼才ソクーロフ監督が、20世紀に権力の座に就いていた人びと、そしてその権力の凋落を描いたもので、ヒトラー、ヒロヒトそして監督の自国の権力者レーニンがとりあげられている。 モレク神  1999年 / ロシア=ドイツ=日本=イタリア=フランス / 108分  監督:アレクサンドル・ソクーロフ  出演:エーナ・ルファノワ / レオニード・モズガヴォイ / レオニード・ソーコル / エレーナ・スピリドノワ 独裁者ヒトラーを主人公に、カリスマとしてのヒトラーの肖像を剥ぎ取り、その実像をコミカルに暴き出した作品。 ヒトラーが腹心のヨーゼフ・ゲッペルスやマルティン・ボーマン、ゲッベルス夫人のマグダたちとともに、愛人エヴァの待つ別荘に戻ってくる。ヒトラーは、エヴァと二人きりになると、「自分はガンで死ぬ。もう仕事はしたくない」と子供のように駄々をこね、ふとんをかぶってこもってしまうのだった…… ヒトラーを徹底的に“ひとりの男”に引きずり降ろそうとするソクーロフの問題提起。 1999年カンヌ国際映画祭最優秀脚本賞受賞。 牡牛座-レーニンの肖像  2001年 / ロシア・日本 / 94分  監督・撮影:アレクサンドル・ソクーロフ  出演:レオニード・モズゴヴォイ / マリーヤ・クズネツォーヴァ / ナターリア・ニクレンコ / レフ・エリセーエフ 3部作の最後の作品。 末期の床にあるレーニンの病室。レーニンの妻クループスカヤはベッドの脇で、ひたすら刑罰史を夫に読んで聞かせている。 見舞いに訪れたスターリンは、権力掌握まであと一歩。表情は晴れ晴れとしている。痴呆のような症状を見せているかつての権力者に対して番兵たちは冷淡だ…… レーニン晩年の1922年夏の一日をソクーロフのまなざしを通じ描いた問題作。 太陽  2005年 / ロシア=イタリア=フランス=スイス / 115分  監督:アレクサンドル・ソクーロフ  出演:イッセー尾形 / ロバート・ドーソン / 桃井かおり / 佐野史郎 / つじしんめい / 田村泰二郎 / ゲオルギー・ピツケラウリ 敗戦直前からマッカーサーとの会見を経て人間宣言を決断するまでの天皇ヒロヒトを描いた問題作。天皇のひとりの人間としての孤独と苦悩を見つめる。 1945年8月。疎開した皇后や皇太子らとも離れ、地下の待避壕か唯一残った研究所での生活を送る天皇。敗戦が決定的となる中、御前会議では陸軍大臣が本土決戦の用意あり、と息巻く。それに対して国民に平和を、と願う天皇は降伏を示唆する。空襲の悪夢にうなされ、皇后と皇太子の写真を優しく見つめる天皇。やがて、連合国占領軍総司令官ダグラス・マッカーサーとの会見の日がやってくる…